鎌倉芸術館は一般参加の合唱団員による「第九」演奏会の様子を動画にまとめ公開している。
同館では1993年の開館以来、一般参加の合唱団員による年末恒例の「第九」演奏会を続けてきた。しかし新型コロナの影響で20年はリモートでの第九演奏会となった。21年は「ともに声を合わせて歌おう」と感染対策をとりながら、無観客ながらも同じ空間で共に歌う「『第九』特別編」を実施。8歳から93歳までの合唱団員233人が参加した。
合唱団員らは9月23日に結団式、練習を予定していたが、感染拡大により中止に。その後の練習も指揮者・富澤裕氏によるレッスン動画配信に変更となり、各自での練習となった。
本番は11月14日。合唱団員、ソリスト、鎌倉交響楽団が富澤氏のタクトに合わせ2年ぶりに大ホールで演奏。舞台上では指揮者が舞台の一番奥から客席に向かい指揮し、ソリスト、オーケストラが舞台上で奥に向かい演奏、団員らは客席で歌う前代未聞のスタイルで実施。その様子はドローンなども使用し収録。約27分にまとめた。
参加した団員は「オーケストラと合わせられ、プロの歌声も耳に響かせながら合唱でき最高でした」と話していた。
動画は同館ホームページで公開中。
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