夏のインターハイへつながる県高校総体・陸上競技が５月21日まで三ツ沢公園陸上競技場（横浜市）で開催され、鎌倉出身の田村遥香さん（法政二高２年・玉縄中卒）と中村千博さん（同３年・手広中卒）が上位に入り、南関東予選に駒を進めた。
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田村さんは８００ｍで２位（２分９秒37）、１５００ｍで４位（４分28秒56）に入賞し、６位以内に与えられる南関東の出場権を獲得。８００ｍでは、大会新記録（２分８秒98）を樹立したケニア出身のジェシンタ・ニョカビさん（白鵬女高２年）に、ラストスパートであと１歩のところまで迫り会場を沸かせた＝写真左。レース前に好きな音楽グループの曲を聴いて、気持ちを高めている田村さん。初出場の南関東では「レース中盤の走りを強化して挑みたい」と話し、６位までの全国切符を狙う。
個人種目で２年連続の南関東出場を決めた中村さんは、１００ｍで３位（10秒78）、２００ｍで５位（21秒71）に入った。今大会は直前に調子を落とし、県大会突破に照準を切り替えて出場。左足のテーピングに記した「南関行くぞ」を見事体現した＝写真右。中村さんは、リレーメンバーとしてもインターハイを目指しており、「南関東では優勝したい」と意気込む。
南関東予選は、６月16〜19日に山梨県で開催される。
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