県政報告 地方議会改革をこの神奈川から 神奈川県議会議員 みんなの党 県議団副団長 赤野たかし
5月19日から7月14日まで、平成23年度第2回神奈川県議会定例会が行われました。
連日、政治のドタバタだけがクローズアップされていますが、みんなの党は、国・県・市政ともに「あくまで政策中心主義」。「誰がやるかより何をやるか」を合言葉に、地方政治に新しい風を入れていきたいと思います。
神奈川県における震災・放射能対策
あの東日本大震災からまもなく5カ月が経ちます。東京電力福島第一原子力発電所の事故は、県内の茶や広く肉牛などにも影響し、私たちは「安全に神話はない」という認識を新たにしたところです。
私は、現在、防災警察常任委員会に所属していますが、こうした物事の信頼が失われた時こそ、県は、政府(国)まかせとしない、県の独自の取り組みが必要であることを同委員会の中で言い続けています。
具体的には、県といった公的機関ができるだけ多くの調査・測定を行い、直ちに公表、愚直にそれを継続すること。そうした中、私の役割は、行政が都合の良い情報だけを出すのでなく、徹底した情報開示に向けた監視をすることであると思っています。
みんなの党神奈川県議団としての取り組み
みんなの党神奈川県議団は総勢16名。これは自由民主党、民主党に続く第3勢力です。 但し「政治は数」。私がこれまで訴えてきた行政改革を4年という任期で形にするためには、その正当性を他に訴え、理解してもらうほかありません。
そこでまずは議員個人のHPとは別に「みんなの党神奈川県議団」のHP(http://yourpartykanagawa.
com)を開設しました。この中で、これまでの地方議会になかった情報発信を積極的にいたします。これも今できる改革の一環です。
県議会議員となって3カ月が経ち…
改めて認識したことは、県政では、政権交代すらないという現実。確かに今の政治は問題山積ですが、中央集権による役人主導のままだと、この国の再生は本当にできなくなってしまいます。
残念ながら県側の説明にも「県はこうしたい」といった主体性がほとんどなく「国の法令では」といった言葉のオンパレード。これら県職員の意識を変える仕組みをつくることも、議員としての私の大事な仕事であると思っています。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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