先月開校したあかね台中学校の初代生徒会長 早乙女 望さん 田奈町在住 14歳
みんなが笑顔の学校へ
○…「この学校に来て不安で寂しい思いをしている人もいるけど、みんなにこの学校に来て良かったと言ってもらえるような学校にしたい」と明るい未来を見据えている。田奈中と奈良中を母体として、先月開校したあかね台中学校。友達と離れてしまった生徒、部活動で別れた生徒など思いは様々。生徒会長として学校全体を盛り上げていくことに期待がかかる。
○…田奈中では2年間、学級委員長としてクラスや学年を良くするために尽力。生徒が集まる学年集会では今までにない寸劇を取り入れて、「校則を守ることや服装の乱れを防止するなど啓発活動を行いました」と新しいことに取り組む改革派だ。昨年からあかね台中の準備スタッフとして学校運営に携わっていた。すでにパンやジュースなどの自動販売機や災害時に必要性の高い公衆電話設置について動きだしている。「奈良中には自販機があったと聞いたので、是非あかね台中にも付けたくて頑張ってます」と力強く話す姿はまさに学校のリーダーだ。
○…吹奏楽部に所属し、部活の朝練、学校、生徒会、午後練に塾と忙しい毎日を過ごす。中学2年生の時には神奈川県の吹奏楽コンクールで最優秀賞の受賞メンバーとしてトランペットを担当した。多忙の中での息抜きは大好きなマンガ。「家族全員マンガ好きで皆で共有して読んでます」と満面の笑みを見せる。
○…将来の夢は「中学校の先生になりたい」と即座に答えてくれた。クラス委員長として悩んでいた時にアドバイスや手助けをしてくれた恩師が忘れられない。「優しくて、面白くてすごくいい先生でした」と恩師への憧れを自分の夢と重ねているようだ。あかね台中に『来てしまった』ではなく『来て良かった』へ、全校生徒の代表として学校生活を楽しく過ごせる環境作りを推進していく。
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