神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2011年9月22日 エリアトップへ

「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」中学校の部で市長賞を受賞した 竹田 夏帆さん 青葉台中学校 3年生

公開:2011年9月22日

  • LINE
  • hatena

伝える力で前に進む

 ○…コンテスト初出場で最優秀賞を受賞。「学校の外の場で評価してもらえたことが嬉しい」と、大舞台でも自然体で自分の考えを表現できた。テーマは「国際貢献」。東日本大震災後に、学校から気仙沼へ救援物資を送ったときの経験から得た、自分なりの「国際貢献の考え」についてスピーチした。「自分には何もできないではなく、できることから始めることが大切」。経験から得た”自分の考え”は自身の新たな糧となる。

 ○…今年の卒業式では在校生代表で送辞を贈った。感極まって泣く生徒も多かったというその演説に、周囲は『人の心を動かす喋り方』と表現する。「人前で話すことが好きで、言いたいことを言う負けず嫌い」と笑うが、副会長を務める生徒会の会議や友人とのお喋りでは聞き役に回る。「自分と違う意見を聞くのは面白い。それに対して自分の意見を伝えることで、前に進むのだと思う」。伝えるという強い意志と新しい視点に気づく柔軟性を併せ持つ。

 ○…趣味は小学1年生から続けるバトントワリング。全国的に活躍する強豪クラブに小学校6年間、都内まで通い続けた。中学進学を機に地元の教室へ移籍。現在は小学4年生から中学生までで構成されるチームに所属し、地域のお祭りなどに参加する。受験を前に、以前より練習時間は減ったが、「同年代の上手な動きを見ると刺激になる」という。同じくバトンを習う小学4年生の妹と公園で練習することも。「もっと上手に、もっと技に挑戦したい」。来春は最後の大会が控えている。

 ○…先日、学校の授業でディベートを行った。夏休みや放課後を利用して仲間と情報収集し、両親に反論役として協力してもらうことも。決戦では反論に対する考えを交えながら、総括するという最終答弁を担当。チームを勝利に導いた。勝利の秘訣は「自分の考えを明確に、相手の意見を聞くこと」。将来の夢は「教師やアナウンサー」。その未来に期待が膨らむ。
 

青葉区版の人物風土記最新6

山下 侑哉さん

第7回介護施設AWARD2023 で大賞を受賞したスタジオ&カフェBALENAで施設長を務める

山下 侑哉さん

宮前区在住 31歳

4月25日

宇多(うだ) 範泰さん

4月1日付で青葉消防署長に着任した

宇多(うだ) 範泰さん

旭区在住 53歳

4月18日

加藤 良次さん

4月に横浜美術大学の新学長に就任した

加藤 良次さん

青葉区在勤 66歳

4月11日

鎌田 純さん

3月19日付で青葉警察署の署長に着任した

鎌田 純さん

市ケ尾町在住 58歳

4月4日

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook