青葉区歯科医師会の会長に就任した 久保田 正さん あざみ野在住 62歳
市ヶ尾に根ざし30年
○…青葉区が誕生する前の緑区時代から、歯科医師会の理事として20年以上尽力。副会長を4年務め会長に。健康長寿の街として知られる青葉区民の口腔を守るリーダーとなった。「平均寿命だけでなく、健康寿命を延ばし、質の高い人生を送る手伝いができれば」と志は高い。乳幼児から高齢者までの検診などに加え、「医師会・薬剤師会などと連携して災害時の救急医療活動にも力を入れたい」
○…茨城県出身。産婦人科医の父は総合病院を営んでいたが、小さい頃は「父親も忙しそうで、あまり医者になりたいとは思わなかったね」。高校生になり進路を決める際、「やっぱり、父の影響かな、人のためになる仕事がしたい」と医療関係者を志すが、大学受験に失敗。1年間の浪人生活を経て念願の歯科大学に入学した。「猛勉強したからね、合格した時はやっぱり嬉しかったよ」
○…東北歯科大学を卒業後、昭和57年に市ヶ尾町で「クボタ歯科」を開院した。「色々な街をみたけどいまいちで、田園都市線沿いで発展性があると思って市ヶ尾に決めたんです」。予想は的中、「若い街だったから歯医者も少なくてね、患者さんがたくさん来てくれて忙しかったよ」。小児歯科を専門とする妻・玲子さんと二人三脚で30年以上が経過。現在は、地元市ヶ尾小の学校医も務める。そしてクリニックには30年来の患者も通う、まさに”市ヶ尾のかかりつけ医”だ。
○…午前・午後の診療に加え、医師会などで多忙な日々。「息抜きはゴルフだね」。休診日の木曜がゴルフ日だ。現在は、あざみ野の町内会のゴルフサークルに所属。「いつも院内だから、コースに出ると気持ち良くてね、先月は優勝したよ」と少し誇らしげ。もう一つの息抜きは、10年以上続けている、愛妻弁当を広げ妻と一緒に食べるランチタイム。好きな具材を訪ねると「恥ずかしいよ」と照れ笑い。クリニックはいつも、優しさに包まれている。
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