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青葉区版 公開:2016年9月1日 エリアトップへ

奉仕団体「横浜あおばライオンズクラブ」の新会長となった 福島 洋介さん 町田市在住 44歳

公開:2016年9月1日

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一期一会の思いで活動を

 ○…献血や子どもを対象にした薬物乱用防止活動、盲導犬の育成など、多岐にわたる活動を続ける横浜あおばライオンズクラブ。「スピードと行動力を持って活動していきたい」。6月に結成20周年の節目を迎えたクラブにあって、新たな一歩をクラブ内でも指折りの若い新会長がスタートさせた。

 ○…神奈川区出身。高校を卒業後、飲食店勤務を経て葬儀の仕事へ。畑違いの転職だったが、サービス業が好きだったこともあり、遺族に寄り添う仕事に興味があったと振り返る。悲しみの場であっても、遺族が気持ちを前へと進めるための重要な仕事。感謝され、やりがいを感じる一方で、料金など葬儀業界の不明瞭な部分も気になった。「透明化して納得できる葬儀を提供したい」と2005年に独立。家族側に立った葬儀社になろうと社名は「ファミリーwith」を掲げる。

 ○…中学生の息子を持つ3人家族で、家族と一緒に過ごす時間が一番安心するという。加えて2匹のブルドッグも大切な家族だ。過去にはドッグショーで愛犬が受賞した経験も。「趣味の延長で」ブリーダーとして活動していた時期もある。デリケートな犬種であることも含め、毎日の世話も忙しい。「好きじゃなきゃできない」と笑う。

 ○…08年に仕事の関係から町田市内のクラブに入会。その後、青葉区での活動や仕事が増えてきたことから地元志向を強め、13年に現クラブへと転籍した。年上世代の会員との交流やボランティア活動の充実など、ライオンズクラブならではの魅力を語った上で、「自分の世代も気兼ねなく入れるようにできれば」と力を込める。会員の減少は活動の衰退につながる。より充実した活動のためにも「来て楽しい仕組みや雰囲気をこれまで以上に考えたい」。今年度のクラブテーマは「一期一会」。葬儀の仕事でも大切にしてきた言葉で、クラブでも「1回1回の活動を大切にしたい」との思いを込める。

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