「ハマ弁」 利用率たった1・1% 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
5月26日の横浜市会本会議の一般質問で、私は中学校昼食「ハマ弁」について市長に質問しました。
ハマ弁は給食ではない、注文式の配達弁当。昨年7月から段階的に実施され、今年1月からはすべての市立中学校で注文が可能となっています。
本会議の私の質問に対し、市長はハマ弁の利用率(4月の速報値)がわずか1・1%であることを明かした上で「少しずつ増加している」との認識を明らかにしました。市のハマ弁の利用率目標は20%で、1月の全校実施時点での速報値が0・9%ですから、1・1%で増加しているという認識は甘いと言わざるを得ません。
また、ハマ弁については配達日の7日前までに注文をしなければならないなど使いづらい点があることや、他の生徒が頼んでいない中で、自分1人だけハマ弁を頼むことに対する抵抗感があるなどの声も寄せられています。
私のところには今でも中学校「給食」の実現を求める声が多く寄せられています。文部科学省の調査では、全国の中学校での完全給食実施率は82・6%となっており、ほとんどの中学校で給食が実施されているのが現状です。私もこれまで何度も市長に対して、給食の実現を求めてきました。
これまで市は、1度も給食に関する市民の意見を聞こうとしたことがありません。女性の社会進出や共働き世帯の増加などの社会変化を受け、利用者にとって本当に必要な施策は何なのか、市民の声にしっかりと向き合い、ニーズに応える市政運営が重要です。
|
|
「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
|
|
|
|
<PR>