皆様の声をカタチに! 市政報告 LED防犯灯の普及に全力! 横浜市会議員 中島みつのり
私は、10月5日に開かれた平成29年度の決算特別委員会で市政の重要課題を担当局に質問しました。
ESCO事業とは?
市民の安全を守る、LED防犯灯ESCO事業の進捗状況を聞きました。同事業は設備を省エネ改修することにより生じる維持管理コストの削減分を複数年分先取りして、省エネ改修の初期投資コストにあてるものです。
市は21年度から防犯灯のLED化に取り組み、26年度に開始したLED防犯灯ESCO事業では、約11万6千灯もの電柱共架防犯灯のLED化を実施。28年度には懸案だった、鋼管ポール防犯灯についても、やはりESCO事業を活用し、約1万7千100灯のLED化を実現しました。
また、市はこの9月から市営住宅の外灯をLED化する取り組みをスタート。この件は私が今年3月に開かれた建築局予算委員会でその実現を求めたもの。この市営住宅自治会の方は、省エネ、共益費の減少ができたと、大変高い評価をされています。
別の自治会町内会の方からも、LED化により電球交換の負担軽減がされ「とても助かった」と聞いています。こうした指摘・報告を市民局長にしたところ、費用、CO2の観点から効果を発揮していると答弁。
また前述の通り、ESCO事業は、電気料金や維持管理費の削減が重要となります。この点について市民協働推進部長は、これまでに約1億5千4百万円削減できたとしています。
このようにESCO事業を活用した防犯灯のLED化は成果を上げており、既存の防犯灯のLED化については、ほぼ完成しました。しかし、市内には暗いところもまだまだ残されており、自治会町内会からは、新規設置の要望があります。そこで、今後、地域からの防犯灯の新設の要望に対してどのように応えていくのか、市民局長を質(ただ)したところ、優先順位の高いところから整備を行うと答えました。
防犯灯は、民間の建築物でもLED化がまだまだ進んでいません。市はESCO事業での経費削減の状況や様々なメリットなどの情報をもっと積極的に発信し、民間共にさらに普及させるべき。その実現に力を尽くします。
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