睦町2丁目にある県警第一交通機動隊の玉井伸政巡査長(30)が10月6、7日に茨城県で行われた「第43回全国白バイ安全運転競技大会」に初出場し、個人総合の部で優勝した。県警代表の優勝は10年ぶり4人目。
この大会は、白バイの運転技術を競うもので、個人の部には全国の警察から101人が参加。パイロンの間を走る「バランス走行」、オフロードバイクでタイヤなどの障害物の上を走る「トライアル走行」、土の悪路を走る「不整地走行」、曲線コースを走る「傾斜走行」の4種目で点数を競う。
玉井巡査長はバランス走行で1000点満点を獲得。ほかの3種目も9、6、5位とすべて10位以内に入り、3921点で2位に26点差を付けて優勝した。
日体大時代、箱根駅伝を先導する白バイ隊員を見て、警察官を志す。2004年から川崎市の宮前署で勤務し、08年、同隊に入った。運転技術向上を専門的に行う「特別訓練員」として活動。堀ノ内町の官舎で生活し、毎朝6時からのランニングを日課としてきた。
県警代表の3人に選ばれたが、「プレッシャーを感じた」という。練習でスランプに陥ることがあったが、先輩から「楽しんでやれ」と言われてから気が楽になった。大会には、過去に優勝した3人の県警の先輩が愛用していたたばこケースなどを身に着けて出場。「攻めて走れた」と振り返る。
優勝により、来年の箱根駅伝の先導を務める可能性が高くなった。今後は現場の取り締まり業務にあたる。「『日本一』の看板を背負い、ほかの人の見本になる仕事をしたい」と話した。
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