7月21日投開票の参議院選挙で、20歳から35歳までの人が投票所前に設置された看板と自分の顔を撮影した写真を飲食店などに提示すると、サービスが受けられる企画「センキョ割2@よこはま」が南区内の3店舗を含む市内60以上の店で行われる。
ホームページのデザイン業務などを行い、中区に拠点を構える「ワカゾウ」が若者に投票に行ってもらおうと企画。昨年12月の衆院選では埼玉県で初めて試みたが、「若者に合うカジュアルでポップなまちで行いたい」と2回目の開催は横浜に決めた。
60店以上が参加
7月12日までに飲食店や美容室、ガソリンスタンドなど64店舗が参加を決めた。21日から8月4日まで、写真提示で10%引きやおすすめの品が1品サービスされるなど、店舗により特典、期間は異なる。
南区からは南太田の焼鳥店「ワーグワン」、井土ヶ谷下町の「宿るや商店」、井土ヶ谷中町の女性向けサロン「リラクゼーション ブティック リコ」の3店が参加。「ワーグワン」では、店長のおすすめの1品をサービスする予定。本間惇店長は「この企画で少しでも若い人が来てくれれば」と期待する。
高校生や大学生のボランティアが企画について書かれた割り箸を配布するほか、インターネットを使って告知している。同社の伊藤和徳さんは「ネット選挙解禁もあり、有権者の選挙に対するハードルが下がったと思う。投票した後に『センキョ割』を使って、横浜で遊んでほしい」と話す。参加店舗などはホームページ(http://senkyowari.com/)で。
20代が横浜の将来像描く
参院選当日の21日、横浜の将来を考えるイベントが関内の「さくらWORKS」で午後2時から行われる。主催は大学生が中心の団体「Vote For Yokohama」。同団体は選挙で20代の投票率が低いことから、政治参加の意識を高めるために作られた。
8月に行われる市長選を意識し、市長の仕事内容を学びながら、横浜の将来像を語り合い、「20年後の広報よこはま」を作っていく。
参加費は1人500円で学生は無料。問い合わせは横浜コミュニティデザイン・ラボ【電話】045・664・9009。
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