公園清掃などを行うボランティア団体「公園愛護会」の活動に対する市の表彰式が11月14日、中区で行われ、南区から三春台公園愛護会(加藤武会長)と共進第一公園愛護会(古庄信子会長)が表彰を受けた。
愛護会は市内の2600公園のうち、約9割で結成されている。今回は36団体と40人が表彰された。
三春台公園愛護会は、子ども会と連携して清掃を行うほか、隣接する三春台保育園の園児と花壇作りを楽しむなどしている。同会の宮嵜功さんは「愛護会のメンバー以外に近所の方が公園につながる道路まで清掃してくれる」という。熊谷千晶さんは「清掃によって子どもが公園の存在を自慢するようになった」と話す。
共進第一公園愛護会は、日枝小の児童と花壇作りを行う。草木染の材料集めや、昔の遊びを子どもと楽しむなど、環境教育やイベントにも利用している。古庄会長は「公園を使い、地域の方と交流していきたい」と目標を掲げた。
山口隆史区長は「2団体とも子どもが一緒に活動する素晴らしい取り組み」と高く評価していた。
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