災害想定し図上訓練
永田町上第三町内会(久木田重裕会長)は災害時の避難経路や場所を考える災害図上訓練(通称・DIG)を2月に初めて行った。
DIGは大災害が発生した際に予測される事態を地図に書き込んでいきながら、避難経路や場所を考えるもの。東日本大震災以降、地域防災拠点単位で行われることが増えてきたが、町内会単位ではまだ少ない。
DIGには約30人が参加。3グループに分かれ、狭い道路や地震で倒れる可能性があるブロック塀や自動販売機などを確認し、地図に印を付けた。その後、平日午後5時に災害が発生し、家が壊れて避難することを想定し、安全に避難できる公園などへの経路を数通り考えた。参加者からは「ここは道が細くて通れないだろう」など、被害を想像した意見が相次いだ。
久木田会長は「この地区は地震で崖崩れが考えられる。訓練で地域の構造、危険な場所を知ってもらうのと同時に、いざという時に頼りになる人も見つけてほしい」と話し、自助、共助の力を高めたいとした。
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