横浜市アマチュア無線非常通信協力会南区支部(山田幸一支部長)の会員が1月19日、活動拠点の南区役所内無線局に集まり、無線通信の伝搬試験を行った。
同協力会は1972年に結成された災害対策協力のボランティア団体。アマチュア無線を使用するために必要な無線従事者免許を持つ市内在住・在勤者などが集まり、災害時の非常通信に協力することなどを目的に活動する。
南区支部は南区役所に「コールサイン」と呼ばれる無線局を識別するための符号「JR1YWH」の社団局を設置し、災害時には区役所や市役所、会員間での非常通信で災害情報の伝達などを行う。
南区支部は会員の減少などで1990年代から主だった活動が休止状態にあったが、昨春、事務局長の福井正博さん=人物風土記で紹介=らの呼びかけで会員22人が参集。6月から活動を再開した。毎月第一日曜日の午後8時に会員間で南区内の伝搬調査を行い、非常時などにおける情報伝達の方法を探っている(周波数は438・320MHz)。
山岸純副支部長は「アマチュア無線の免許を持っている人は潜在している。昔持っていたという人は活動に参加してもらいたい。地域の安全の役に立てる可能性がある」と呼びかける。
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