宿町2丁目にある「横浜マリントレーニングジム」(谷澤一矢代表=人物風土記で紹介=)が、7月6日、湘南台文化センターで行われた第48回神奈川県ボディビル選手権大会で4年連続4回目となる団体優勝を果たした。
県ボディビル連盟が主催する同大会は、ミスター&ミズ神奈川の部(無差別)・ミスターの部(体重別)・ジュニアの部・マスターズの部(40歳以上、50歳以上、60歳以上)の部門があり、延べ83人(主催者発表)が出場した。ミスター&ミズ神奈川の部は、上位3人に日本選手権の出場資格が与えられる。団体戦は各部門の入賞者が多い団体順に順位が決められ、今年は14団体が競い合った。
同ジムからは南区在住の3人を含む16人が出場。無差別部門で男女ともに優勝するなど、入賞者を13人出し、団体優勝を決めた。2位の「ゴールドジム横浜馬車道」は入賞者10人、3位の「チャンピオン平塚」は5人だった。
無差別部門で優勝を果たした原哲矢さんは、昨年の日本選手権で第2位に入っており、今年は優勝を目指す。代表の谷澤さんは「各自、日々の成果を結果に結び付けられて良かった」と出場選手たちを労った。
無差別部門で8位に入賞した中里町在住の土屋みのるさんは「昨年よりいいコンディションで臨んだつもりだったが、昨年の5位を下回ってしまい悔しい。来年も挑戦し、もっと上位を狙っていきたい」と感想を語った。
地域の健康支えたい
同ジムは2008年に宿町に開設。5年目となる現在は市内各区、三浦市などもから多くの人が健康増進のためにトレーニングに訪れ、会員数は100人を超える。谷澤さんは「ボディビルの大会に出場しているが、フィットネスという概念を多くの人に知ってもらいたいと思ってジムを開いた」と話す。同ジムでは介護予防のためのマシーンを導入し、足腰の弱い高齢者でもトレーニングが行える環境を作っており「90歳を超える会員もいる」という。
次は関東大会
県大会の次に目指すのは、7月28日に海老名市文化会館で行われる関東大会。同ジムでは日本トップクラスのボディビル大会で良い成績を出すのと同時に、地域住民の健康増進も目指していく。
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