2014年度の横浜市民意識調査の結果がこのほど公表され、南区民が市内で最もバスや地下鉄の便について満足だと感じていることが分かった。一方、近所づきあいのしやすさが不満だという人が市内最多であることも明らかになった。
市民意識調査は、政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年5月から6月に行い、20歳以上の2224人から回答を得た。このうち、南区民は116人。
市政全体に対する満足度について聞いたところ、南区の回答者のうち「満足している」と「まあ満足している」を合わせた満足度は38・8%で市全体の38・6%と大きな差はなかった。具体的な項目でトップだったのが「バス・地下鉄などの便」の66・4%で、区民の3人に2人が満足していることが分かった。これは市全体の満足度より20ポイント以上高く、18区で最高だった。
近所付き合いは不満
「近所づきあいのしやすさ」は、「満足」が18区中4番目に低く、「不満」の15・5%は市内最多。13年度は「満足」が5割近くあったが、10ポイント以上低下し、「不満」も増えた。
バス・地下鉄への満足度が高いことに関し、南区役所区政推進課は「推測だが、以前から地下鉄、バスの交通網が充実しているからではないか」としている。
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