市立六ツ川中学校(飯村浩章校長)のバスケットボール部が、横浜文化体育館などで6月13日まで行われた「市中学校選手権大会」の男子の部で優勝した。
大会は約160校が出場し、各地区予選を通過した32校が決勝トーナメントに進出。昨年12月の市大会と1月の県大会を制している六ツ川中は、予選が免除される「第1シード」としてトーナメントに臨んだ。
持ち前のパスワークを生かした攻撃で順当に勝ち上がると、決勝は戸塚区の豊田中学校と対戦。前半リードを許す劣勢を跳ね除け、88対69で逆転勝ちした。
部長の鈴木悠斗君(3年)は「(校内の)期待を感じていたので嬉しかった」と喜びの瞬間を振り返った。
清掃で一体感強める
1999年に関東大会出場を果たすなど、市内の強豪として知られる同部には、現在27人が所属する。
リングがある体育館での放課後の練習は週3日。その他の部活動も使用する体育館は使える日が限られる。その分、校舎周辺での走り込みなどを増やし、基礎体力強化を図ってきた。
また、「強くなるためには自分たちの日常生活から見直すことが必要」という顧問の高尾昭次教諭の指導により、10年前から月2〜3回、学校周辺での地域清掃を実施。こうした取り組みにより、高尾教諭は「選手の練習に臨む姿勢が変わり、『チームのためになりたい』という仲間への意識が向上した」と強調する。
同部は7月4日に開幕する市総合体育大会の「スーパーシード校」として、12日に初戦を迎える。鈴木君は「シュートの成功率を上げ、全国大会を目指す」話し、市・県・関東大会を勝ち抜いた先に待つ「全国の扉」を開きたいとしていた。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|