市立藤の木中学校(岡田充校長)の生徒が7月9日、大岡にある特別養護老人ホーム白朋苑(島村和子理事長)を訪れ、同所利用者と交流した。
約10年前から年に2回行われているもの。同校の福祉委員の生徒ら約20人が、リコーダーで「われは海の子」などの馴染みある曲を披露。笑顔で歌を口ずさむ利用者もいた。互いの親睦を深めようと会話の時間も設けられ、「甲子園に出てプロ野球選手になりたい」と夢を語る生徒に、利用者が「頑張ってね」と優しく語りかける場面が見られるなど、会話を弾ませていた。
引率した安藤美子教諭は「核家族化が進む現在、皆さんとふれあう機会は生徒にとって貴重な経験」と感謝した。白朋苑の下田育世さんは、「(利用者は)楽しい時間を過ごせたと思う。また来てほしい」と語った。
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