南区老人クラブ連合会(相馬誠司会長)が9月3日、市立横浜商業高校(冨地正博校長)で交流会を行い、パソコン操作を通して商業科の3年生とふれ合った。
9年前から実施されているもので、交流会は同校の授業の中で行われた。同連合会は区内8千人以上が登録しており、平均年齢が80歳を超えるクラブもある。パソコン操作が苦手な人も多く、Y校生から知識を学びながら、世代を超えて交流を図ろうというもの。
交流会には同連合会の会員ら37人が参加。生徒が講師役を務め、花や動物などのイラストを用意された真っ白なうちわに印刷する方法などを学んだ。鮮やかに色付いたオリジナルのうちわが完成すると、参加者から歓声が上がった。
大人のマナー伝える
授業の後は、参加した同連合会の会員が高校生の「身だしなみ」や「言葉使い」などを5段階で評価する企画もあり、高校生に正しい礼儀作法など、大人のマナーを伝えた。
3年5組の竹中芽衣さんは「人に理解してもらえるように説明することは難しかったが、喜んでもらえたことが嬉しかった」と話した。同連合会事務局員の菅原充子さんは「パソコンに触れたことがない人もいたが高校生が丁寧に教えてくれた」と満足そうに語った。
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