南区内で活動するさまざまな団体が作品展示や歌、踊りを披露する「南区文化祭」が10月24日から始まる。来年2月の区庁舎移転に伴い、文化祭のステージ企画が現在の公会堂で開催されるのが最後になるため、出演者が感謝の気持ちを表す企画も盛り込まれている。
文化祭は10月24日、25日に南センターで行われる「創作作品展」で始まる。31日の「親と子の合唱祭」、11月1日の「フラ★フェスタ」、3日の「区民ステージ」は南公会堂で開かれる。
来年2月、区総合庁舎が浦舟町へ移転することに伴い、公会堂も同所へ移る。そのため、現公会堂での文化祭は今年が最後となる。ステージでの3イベントは、最後に合唱や踊りで公会堂への感謝の気持ちを表す企画を用意している。
合唱祭には17団体、フラは16団体、区民ステージには28団体が参加。初の試みとして、3日間とも県菓子工業組合南支部が協力し、南区銘菓の販売を行うなど、現公会堂最後の開催を盛り上げようとしている。
関係者「寂しい」
南区文化祭実行委員会の池田靖代委員長は「慣れ親しんだ公会堂での最後の開催は寂しい」としながらも「昨年より多い団体の参加がある。ぜひお越しいただき、南区民の日ごろの文化活動の成果を体感してほしい」と話す。
現在の南公会堂は1974年に開館。約570人が収容でき、さまざまな催しに使われてきた。新しい公会堂の収容人数は現在と同規模だが、音響や照明の環境が現在より充実する見込み。ある舞踊団体の代表者は「演出の幅も増えそうで、使えるのを楽しみにしている」と話す。
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