市立別所小学校(矢崎真理校長)で4月19日、防犯安全教室が行われた。
誘拐などの被害に遭わない力をつけてもらおうと同校が低学年児童を対象に毎年開催しているもの。南少年補導員連絡会の補導員と南署の警察官ら12人が講師を務め、1年生と2年生約160人に誘拐事件に巻き込まれないための「約束ごと」を伝えた。
児童は外出時に親に行き先を伝えることや、不審者からしつこく声を掛けられた時に大きな声で「助けて」と叫ぶことを紙芝居などで学んだ。また、子どもを対象にした防犯標語として県警が推奨する「おおだこポリス」の曲に合わせて補導員、警察官と一緒にダンスを踊り、楽しみながら標語の意味を知った。
同校では昨年、登校時間に見知らぬ男から声を掛けられた3年生(当時)が男の要求をはっきりと断るなど、安全教室の成果が見られているという。矢崎校長は、「補導員と警察官の方が一生懸命教えてくださったことで児童に気持ちが伝わったと思う。継続していくことが大切」と話した。
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