暗い部屋がお化け屋敷になり、小さな口裂け女やかまいたち――。”妖怪ワールド”になった保育園に妖怪画家がやって来た。
永田東のくらき永田保育園(鈴木八朗園長)を6月16日、画家・妖怪作家の柳生忠平さんが訪れた。
同園は子どもの想像力を育むため、カッパの存在を紹介するなど「妖怪」をテーマにした取り組みを進めてきた。この日は妖怪ごっこを企画し、園児がお化け屋敷を作ったり、画用紙やビニール紐を使って口裂け女やかまいたちに変身した。
鈴木園長は以前に柳生さんの作品を見ていたことから、来園を依頼。前日まで東京・六本木で個展を開いていた柳生さんが快諾して、同園を初めて訪れた。
柳生さんはカッパの好物とされるキュウリをポケットに忍ばせ、部屋に入り、はしゃぐ子どもと戯れた。妖怪をテーマに取り組むことに対して「とても嬉しい。すごい選択だと思う」と興奮気味に話した。さらに、「地元には妖怪やお化けの話が必ずある」とし、今後の取り組みの発展に期待。職員の似顔絵も描いた。
鈴木園長は「子どもが主体的に動くようになった」と語り、同園は今後も想像力をかき立てるような題材を取り入れていく。
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