大岡5丁目の地域包括支援センター「白朋苑」と周辺で認知症について理解を深める活動を行うキャラバンメイトが6月28日、交流サロン「にっこりカフェ」を同所近くにある一軒家で初開催した。
カフェは認知症の人と地域住民が集う場所として全国的に広がっている「認知症カフェ」(オレンジカフェ)の機能を持つ。子育て世代から高齢者まで、誰もが気軽に参加できる交流拠点にしようと企画された。
幼い子どもを連れた親や近隣住民など20人以上が訪れ、子育ての疑問や趣味などについて語り合った。
参加者には白朋苑の職員とキャラバンメイト、大岡地区のボランティアら約10人が運営スタッフとしてコーヒーなどを振る舞った。
ボラの担い手育成
カフェは第4火曜日に開かれ、社会福祉士や主任ケアマネジャーらが常駐。高齢者や家族の介護、日常の「困り事」についても相談できる。また、大岡地区の住民が運営を手伝うことでボランティアの担い手を地域で育成する効果などが期待されている。初日は大岡地区連合町内会の加賀美長明会長も見学に訪れた。
カフェ運営を担当する白朋苑の杉本遼一さん=人物風土記で紹介=は、「カフェが地域に広がってくれたら」と願った。
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