六ツ川大池地区連合自治会(粟飯原勉会長)が主催する防災について考える講演会が9月1日、六ツ川スポーツ会館で行われた。
大規模災害に備えた自助と共助の意識を住民に高めてもらおうと「防災の日」に合わせて同地区が10年以上前から行っているもの。当日は同地区の町内会長など、約150人の地元住民が参加した。
生活用品備蓄を
講師を務めた六ツ川消防出張所の並木八秀夫所長は、災害時に役立つ身近な生活用品などを紹介。45リットルのポリ袋に穴を開けて被ると防水・防寒性に優れたポンチョになることや、スーパーのレジ袋を三角巾として使う方法などを説明。災害に備えて備蓄をしてほしいと呼びかけた。
その後は、自衛隊神奈川地方協力本部の自衛官が災害時に持っていくべきものなどを解説。テントや寝袋、電気が使えない時に備えた太陽光充電器などを自衛官が実際に使用する迷彩柄のリュックから取り出して紹介した。自衛官は、「命を守るためには用意したもの全てを捨てる覚悟も必要。『これだけは』というものは小分けして保管してほしい」と訴えた。
粟飯原会長は、「いざという時に役立つ実践的な内容だった。各家庭で役立ててほしい」と述べた。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|