宿町の精神障害者通所施設「サザン・ワーク」を12月15日、磯子区の岡村小学校の個別支援学級の児童が訪れ、菓子作り体験会が開かれた。
同施設は就労訓練の場を提供しており、地域と交流する機会を増やそうと同校に呼びかけ、菓子作りを行うことになった。
施設職員や通所者が児童にくるみ入りクッキーの作り方を指導。薄力粉などを使い、ボール型のクッキーを作り、焼き上げた。児童は自分で成形したクッキーに粉砂糖をまぶし、完成品を持ち帰った。
児童からは「教えてもらったので簡単にできた」「またここに来たい」などの声が出ていた。同施設の中澤宰施設長は「子どもや保護者に施設を知ってもらうきっかけになった」と喜んだ。
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