永田の小学生などが所属し、永田小学校をホームグラウンドに活動する少年・少女野球チーム「永田オックス」の創部50周年を祝う祝賀会が2月11日、中区のホテルで行われ、OB、市内の野球関係者など200人以上が出席した。
永田オックスは50年前、チームの代表を務める金子順一さん(85)が初代監督の青木正夫さんに声を掛け、青木さんを慕って野球を楽しんでいた4人の6年生が1期生となり、創部された。
金子代表は高校時代、現在の南区大岡にあった県立商工高校で後のプロ野球選手・大沢啓二さんと同級生だったことなどから、野球が好きだった。少人数で野球をしていた6年生を見て「地域に少年野球チームを作りたい」と思ったという。
横浜の頂点に
オックスは1969年に横浜市小学生野球連盟(YBBL)主催の市大会に初出場。85年の南区大会制覇を経て、87年秋のYBBL大会で初優勝。市内166チームの頂点に立った。
これまでにオックスを巣立った球児は371人。OBには甲子園出場選手が複数いるほか、83年に横浜大洋ホエールズ(当時)に入団した片平保彦さんなど、プロ選手も4人輩出。高校野球の名門校で指揮を執るなどし、長年にわたって野球界で活躍するOBもいる。
式典では第26期生で今年チームの監督に就任した乙骨泰寛さん=人物風土記で紹介=が1年生から6年生まで、約30人の現役選手を紹介。その後は選手がステージに立ち、金子代表の指揮に合わせてチームの歌『がんばれ 永田オックス』を合唱。来場者から大きな拍手が送られた。
金子代表は、「多くの人に集まっていただき本当に嬉しい」と感無量の様子で語った。
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