横浜市内商店街のチョコレートスイーツナンバーワンを決める「ガチチョコ!」の人気投票が6月1日から始まった。南区では弘明寺商店街から「盛光堂総本舗」「デュークベーカリー」の2店、横浜橋通商店街から「丸十早川ベーカリー」がエントリー。商店街で販売される”チョコ菓子”の頂点を目指す。
市内商店街の活性化を目的に市商店街総連合会が2011年から取り組む「ガチシリーズ」。第7弾となる今回のテーマは「チョコレート」。「ガチあま!」以来、5年ぶりの”甘いもの大会”となる。市内18区40商店街から、52店舗が出場する。
南区からは11年の「ガチコロ!」(コロッケ)で横浜橋通商店街の「梅月」が銅賞に選ばれて入選したのみで、3店には6年ぶりの入賞への期待がかかる。
洋風のどら焼き
和菓子店「盛光堂総本舗」は「ちょこどら」(160円)を出品。どら焼きで使用する皮にメイプルシロップとバターを加えて洋風に仕上げ、その生地で白あんにチョコチップが入った”チョコあん”を包んだ。同店の笹川泰広さんは「和菓子店がチョコレートを使うと、こうした商品ができるということを感じてもらえたら」と話す。
やわらかブラウニー
創業85年のパン店「デュークベーカリー」が送り出すのは5年前から販売する「チョコレートブラウニー」(160円)。ケーキのスポンジに近いふんわりとした生地が特長。固いイメージがあるブラウニーと異なり、やわらかい口当たりが好評だという。赤川明美さんは「パン屋ですがケーキもおいしい。これで人気に火が付けば」と期待する。
懐かしい味のパン
横浜橋通商店街のパン店として60年以上の歴史がある「丸十早川ベーカリー」は創業時からの人気商品「チョココロネ」(150円)をエントリー。ツヤツヤのパンの中にチョコレートがたっぷり入っている。早川政子さんは「チョコが多く入っており、『懐かしい味』と好評の商品。誰にでも喜ばれるパンを提供したい」と意気込む。
エントリー店が載る冊子は商店街などで配布されている。投票ははがきやWEBで7月31日まで受け付ける。イベント内容の詳細は公式ホームページ(http://www.gachichoco.com)で。
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