相鉄・星川駅周辺で現在、複数の新築マンションの建設が進んでいる。区役所周辺だけでも約300世帯の増加見込み。今春には入居も始まり、新たな賑いが期待される。
保土ケ谷区役所の南東側に建設が進む20階建てマンション(=写真左奥)は総戸数251戸。担当者によると、現在238戸が既に契約済となっている(1月11日時点)。
間取りはファミリー向けの2LDKから3LDKで、入居予定者には30代のファミリー層や高齢者夫婦が多く、1世帯平均は3人程度とのこと。今年5月下旬には入居が始まる。
区役所南西側・消防署前に建設中のマンション(=写真右手前)は、総戸数58戸で間取りは3LDKから4LDK。既に完売しており、4月から入居を開始。入居予定者には共働きの夫婦などが多い傾向にあるという。
アクセスの良さが人気
この他にも周辺地域に近く完成予定のマンションが既に全室完売しているなど、新築が相次いでいる状況。今春以降、同駅周辺に300世帯近くの人口増加が予想される。
2棟のマンションはどちらも相鉄・星川駅から徒歩1、2分圏内に立地。
担当者によると、横浜駅からのアクセスが良い点、区役所を始め警察署、消防署など主要施設が集結しておりインフラ整備が進んでいる点、徒歩圏内にスーパーやホームセンターなどの商業施設・スポーツ施設などが充実している点が入居者にも人気となっているという。
また、踏切による渋滞解消のため、相鉄・星川駅から天王町駅間で現在進められている線路の高架下工事が5年後には完成予定となっており、交通の利便性向上も期待されている。
「賑わい期待」と住民
同駅周辺に住んで20年という50代男性は「駅も近く、スーパーもあるので便利。警察署も近くにあって、小さなお子さんのいる方にとっても住みやすいのでは」と話す。また、親子4人で同駅近辺に暮らしている30代女性は「マンションが建って人が増えてくることで、大きいショッピングモールや子どもが遊べる施設などが出来てくれると嬉しい」と期待していた。
地域のつながり課題
新たに住民が増加するため、地域との関係づくりも課題。
区役所前にはケアプラザや子育て支援拠点が入居する複合ビル「かるがも」もあり、同所のスタッフは「高齢者の方や子育て中の方に気軽に利用して頂ければ」と話す。
また、近年はマンション単位での自治会なども増加してきていることから、周辺地域の自治会関係者は「新しく引っ越してこられる方にも加入の呼びかけ等を行い、地域のつながりを大切にしていければ」と話していた。
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