県政報告「神奈川維新への道」【4】 「維新」しかできないことがある! 神奈川県議会議員 維新の党 県議団長 赤野たかし
「維新」とは「維(これ)新(あら)たなり」。今春には統一地方選挙もあり、地方の本気度が試されます。
この青葉区から起きた「新しい政治のうねり」を、今度は「神奈川の原動力」に変え、緊張感のない地方の政治に少しでも「信頼」を取り戻したいと考えております。
【「国家戦略特区」によって「医療」は変えられるか!?】
アベノミクス第三の矢で、神奈川の経済のエンジンを回すと知事が言う「国家戦略特区」。私は県議会でこれを集中的に審議する「ヘルスケア・ニューフロンティア政策調査特別委員会」委員を務めておりますが、その前途は多難です。
日本人の死因のトップは、申し上げるまでもなく「がん」。「がん」と宣告された患者、家族らが、医学の知識があるなしに関わらず、必死になって最善の治療方法を探る姿…。私も親の看病を通じて経験した一人です。ところが日本では、米国、英国、フランス、ドイツ、カナダといった国々ですでに承認された数々の医薬品について、いまだ未承認の状態にあるのです。
この解決手段の一つが今回の国家戦略特区の「保険外併用療養に関する特例」なのです。これが活用されることになれば、日本では未承認の医薬品や適応外の医薬品等を用いる技術すべてを対象に、特定医療機関において迅速に先進医療の提供が可能となります。
しかしながらこの先に中央集権の壁があります。この指定を受ける病院は、東京大学医学部附属病院をはじめ、現時点でわずか3病院。残念ながら本県内は一つもありません。私はこれについて、県に理由を求めましたが、「(県内は)基準を満たしていない」との回答。私はさらに、こうした「基準」を変えるのが「特区」なのであり、国が定めた基準を理由に、それ以上踏み込もうとしない県の受け身の体質に苦言を呈するとともに、そもそも「特区」とは国に規制改革を迫る強い意志が必要であることを自覚するよう申し入れました。
【公務員体質を変えるのが本当の「維新の改革」】
県人事委員会勧告に伴い、昨年12月議会に平成26年4月にさかのぼって知事をはじめとする給与を増額する議案(83億8100万円)が上程。「維新の党県議団」は財源不足の状況を鑑み、議案に反対しました。私たちが求めるのは、公務に対する公務員の組織体質の変化です。この問題を正面から捉えることなく「やる気のある人だけに支えられている」今の役所。これを本当に変えるのが維新の「身を切る、そして実のある改革」なのです!
神奈川県議会議員 赤野たかし
横浜市青葉区美しが丘4-1-1-302
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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