中学校給食の実施と課題 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
4月から横浜市でも中学校給食が始まります。従来の「ハマ弁」を学校給食法に位置付けるもので、注文が必要な「選択制デリバリー型給食」という形式になります。
文科省の「学校給食実施基準」によると、給食は実施校のすべての児童生徒に実施されるものですが、横浜市教育委員会は「喫食率20%」と想定しています。また、最大でも30%までしか供給できず、全生徒が選択できない点は課題です。
配膳に課題あり
市教委の想定通り20%の喫食に達すると、2月のハマ弁喫食率11・3%から倍増となります。短いと指摘されていた昼食時間は、皆様のご要望の力で15分から20分に延長されていますが、利用者が増える分、わずかな時間に生徒が給食を取りに行く配膳時間や手間も課題です。
教室から配膳場所まで時間がかかるというご意見もあり、3月2日に行われた教育委員会予算審査で改善を提案。市教委からは配膳員の増員やクラス前配膳、配膳場所の複数設置など、状況に応じた工夫を実施することが示されました。
市民のニーズ把握を
小学校のような「全員喫食」を求めるご意見も数多く、私も全員喫食の実現を求めています。選択性の中学校給食で終わりではなく、市民のニーズもしっかり把握しながら一層の改善、充実を求めていきます。
|
|
|
「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
|
|