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口腔外科で培った経験 生かす かず歯科医院・鈴木院長
○で囲った部分が奥まった場所にある親知らず。同院では患部撮影を含め30分で治療が終了した。
大倉山駅徒歩０分にある『かず歯科医院』の鈴木和夫院長は、神奈川歯科大学卒業後、東京女子医科大学歯科口腔外科医局員として勤務した経歴を持つ。
難抜歯（親知らず）に対応
口腔外科に籍を置いていたため、難抜歯（親知らず）治療にも積極的に対応する。同院には患者から、「深く埋まっているようなので、大学病院で診てもらった方が良いか」との相談も多数寄せられる。一般的に神経に近いカ所に親知らずがある場合には、特に高い技術力が求められという。
鈴木院長は「これまで培ってきた経験を生かすとともに、必要に応じて院内に設置しているＣＴスキャンによる３Ｄ撮影で、患部の状況を正確に確認し、治療にあたっています」と語る。
上顎のインプラント
インプラント治療は、同院を昨秋開院する前まで、都内インプラントセンターに10年以上勤務するなどしてきたことから、５５００本を超える埋入をしてきた（１９９７年４月〜13年５月）。インプラントは骨に埋入するため、骨が薄くなっている場合には、骨造成術で対応。上顎には、上顎洞粘膜を持ち上げてスペースを作り、そこに人工骨をつめて足場とする「上顎洞底（じょうがくどうてい）挙上術（きょじょうじゅつ）」（サイナスリフト）を採用している。
鈴木院長は「患者様のお口の状況を把握した上でご説明し、同時にご意向をお聞きしながら治療にあたる。これが方針です」と話す。
鈴木院長。患者の意向を重要視する
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