神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2016年4月14日 エリアトップへ

箕輪町の防災活動 お手本事例集に収録 基本台帳作りなどを評価

社会

公開:2016年4月14日

  • LINE
  • hatena
事例集を手にする小島会長(左)と斉藤忠一事務局長
事例集を手にする小島会長(左)と斉藤忠一事務局長

 市危機管理室は、市内各地域の防災組織の活動事例を集めた「ヨコハマの『減災』アイデア集」をこのほど作成した。同事例集の中には区内では唯一、箕輪町災害対策連絡会(小島清会長)の取り組みが取り上げられた。

 この冊子(A4版・96ページ)では、市内で2700を超える防災組織の中で特徴的な活動を行う団体の取り組み48事例を紹介している。市は「訓練をやっても人が集まらない」「訓練がマンネリ化している」などの課題を抱えている組織の活動の参考になればと、作成した。

 冊子の作成は、2014年度から市が行っている防災減災推進研修に関わってきた「NPO法人横浜プランナーズネットワーク」が協力。掲載事例に関しては、市と同NPOが「先進的な取り組み」や「他の防災組織が実践する際のヒントになるもの」を基準に共同で選定する形をとっている。

 箕輪町災害対策連絡会は、3つの活動が「独自性がある」と認定され紹介されている。【1】電気や水が使えないなど実際に近い状況で行う「地域防災拠点での宿泊訓練」【2】地域の人々が多く集まる機会を利用して訓練や啓発をする「一斉清掃後の防災訓練」【3】「災害基本台帳・会員名簿登録カードと登録者訪問」がそれだ。

 災害基本台帳では、集まった情報をもとに町内会会員名簿を作成。災害時要援護者を把握し、対象者を民生委員が定期的に訪問する活動を実施していることなどが紹介されている。

 小島会長は「一人ひとりが自助の意識を高めることが重要。拠点ごとでの防災や減災に対する取り組みの精度が上がることを願う」と話した。

 事例集は区役所総務課(4階44番窓口)や市庁舎で配布されている。

港北区版のトップニュース最新6

42年ぶり 県の頂点に

武相高校硬式野球部

42年ぶり 県の頂点に

「雑草軍団」関東へ臨む

5月16日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月16日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月9日

文科大臣表彰を受賞

北綱島特別支援学校

文科大臣表彰を受賞

五感で“読む”読書実践

5月9日

地域の交流生み出す

町カフェ

地域の交流生み出す

オープンから4カ月

5月2日

子育てに「ゆとり」創出

山中市長インタビュー

子育てに「ゆとり」創出

直接支援で実感へ

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook