横浜市立戸塚高等学校定時制(小市聡校長代理)は、小学生が選挙を学び、ともに戸塚の将来を考えるイベントを企画した。開催日は10月8日(土)。児童が考えた「戸塚が楽しくなるアイデア」から当日参加の児童に投票してもらうほか、選挙関連のクイズも用意する。
総合的な学習の時間の一環として10月に開かれるのは、イコットくんフェス。企画の中心となったのは同実行委員会(岩田康貴実行委員長)で、同校の生徒会とボランティア部、有志から成り立っている。
地域の児童に、将来の戸塚への興味や将来の主権者としての意識を持ってもらうとともに、高校生自身の主権者学習に役立てることが狙い。
内容は【1】小学生対象の選挙クイズ【2】事前に集めた小学生の「戸塚区を楽しくするアイデア」への投票【3】表彰台わなげや重量つりあげ等のゲームコーナー【4】戸塚区民に向けた投票啓発活動――。小市校長代理によると、生徒らも前向きに企画のアイデアを出したという。
副実行委員長の田辺瞬汰さん(2年)は「小学生にはゲーム感覚で参加してほしい」、佐藤百華さん(2年)は「私自身、以前は選挙に関心がなかったので、早めに知っておいた方がよいと思う」と、多くの児童の参加を呼びかける。
イベントはまた、同校生徒が地域の小学生と触れ合う場にもなることから、小市校長代理は「普段は交流が少ない世代同士なので、互いに気付きがあれば」と期待する。
会場は区総合庁舎3階の区民ひろばで、時間は午前10時〜午後2時。
将来のアイデア募集
同実行委では現在、小学生から「戸塚区を楽しくするアイデア」を募集中。募ったアイデアは7案程度に集約し、イベント当日、参加児童に投票してもらう。提出方法や問い合わせは、同実行委員会【電話】045・871・0301(同校/小市校長代理)へ。
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