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俣野・深谷台小学校 4月1日から統合へ 「感謝の会」で涙ぐむ児童も

教育

掲載号:2017年3月9日号

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来場者に合唱を披露する児童
来場者に合唱を披露する児童

 児童数が減少していた俣野小学校と深谷台小学校が4月1日に閉校し、深谷台小の校舎を利用して、新たに「横浜深谷台小学校」が誕生する(=中面に関連記事)。校舎が使われなくなる俣野小では3月4日、「感謝の会」が開催された。

 会には児童と保護者、地域の関係者ら約500人が参加した。4年生が体験学習で学んだインドネシアの民族音楽「ガムラン」の発表を行ったほか、5・6年生は地域から寄贈を受けた法被をまとい、ソーラン節を披露。1〜3年生は舞台劇の発表をした。

 全校生徒による合唱もあり、涙ぐむ児童の姿も。会の運営に携わった西村明華さん(6年)は「緊張したが元気よくできた」と振り返り、深澤穂乃花さん(同)は後輩に向け「移動先の学校でも元気に、友達をたくさん作って」と話した。

12年より検討

 俣野小学校と深谷台小学校の再編が検討され始めたのは2012年。この時点で俣野小は、市が「小規模校」の基準とする11学級を下回る6学級で、深谷台小も12学級だった。「6年後には児童数がそれぞれ3割減少」という試算があったことから、同年10月、教育委員会が地域の自治会・町内会の会長や保護者、学校関係者に呼びかけ、学校規模などを考える「検討委員会」を立ち上げた。同委員会は13年3月、「俣野小の児童が120人を下回ることが確定した2年後に統合する」と決定。15年には実際に下回ったことから、17年度からの実施が決まった。

 俣野小の在校生は来年度から、横浜深谷台小と大正小へ分かれて登校する。

「通勤の不便」原因か

 深谷台小は1973年に、俣野小は75年にそれぞれ、児童数が急増した大正小から分離して開校。児童数は住宅地開発を背景に順調に伸び続けた。しかし深谷台小は1377人(1980年)、俣野小は807人(83年)を頭打ちに減少に転じる。12年には深谷台小で304人、俣野小で143人にまで減った。

 大正地区連合町内会の事務局長を務める玉田暢彦さんは、児童減少の原因のひとつに「通勤や移動の問題」を上げる。

 原宿交差点の渋滞などが原因で、深谷・俣野地区から戸塚駅までバス移動で1時間以上かかることも。「不便を感じた次の世代の転出が多かったのでは」と話す。

 戸塚区区政推進課の担当者は「少子高齢化は全国的な傾向だが、地区ごとに個別の背景や課題がある。それぞれの課題に対して、地域の方と協力しながら取り組んでいくことが必要」と話した。
 

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