執筆続け200回 中嶌敏男さんの横顔を紹介
2004年4月1日から本紙にコラムを執筆し続けている中嶌敏男さん=写真。独自の視点でコラムを書き続け、今回で200回を迎えた。
コラムの内容は、ファッションに関する知識はもちろん、文化や歴史、男女関係や子育てに至るまで幅広い。「読んだ方が得したり、喜んでもらいたくて、文章にはいつもハートを込めています」とほほ笑む。
御年70歳。山形県最上町に生まれた中嶌さんは16歳の頃に横浜に移住し、洋服業の世界へ入った。スタイル画、裁断、色彩などの学校で培った知識や、長年の商売経験を生かし、各所で講演や原稿執筆を行っている。また民謡・江差追分は50年来の趣味。自ら唄うほか指導を行うなど、各方面で活躍中だ。
「若い人に対し、おしゃれをすれば出世もでき、人に好かれてモテる男になれることを指導していきたい」と今後の抱負を語る中嶌さん。「おしゃれ」に対する思いが尽きることはない。
今回で200回の節目を迎えました。14年間書き続けて来られました事は、毎回読んでくださっている皆様や、感想のお言葉を頂戴した方々のおかげと心より感謝しております。今回は皆様からの質問や、問い合わせの多かった事をQ&A方式でお答え致します。
Q―紺のスーツを選ぶときの色の濃さを教えて下さい。 A―濃紺より青みかかった紺は日本人の肌に似合う色で好感度が高く、安心感があって、女性からも好かれます。 Q―後ろが開いている服は礼装ではないというのは本当ですか? A―その通りです。センターやわきの開いているデザインは乗馬用として流行したもので、正礼装はベンツを開きません。 Q―通夜の参列者の装いは? A―家に帰って着替える時間があれば黒礼服ですが、会社帰りであれば、取るものもとりあえず駆けつけた雰囲気で、そのままの服が無難です。 Q―法要の男性の装いは? A―三回忌までは喪服着用ですが、七回忌、一三回忌は準礼装、またはダークスーツでも良い。 Q―では女性の法要の装いは? A―略喪服の黒ですが、一周忌以後の法要には黒を避けて紺やグレーの無地の服で、女性は回を重ねるごとに喪の色を少なくしていく事。 Q―香典袋の表書きは? A―「御霊前」であれば仏教以外の神道やキリスト教にも通じます。現金書留は香典袋にそのまま入れて下さい。
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4月18日