皆様の声をカタチに! 市政報告 プラスチック削減で環境保全を! 横浜市会議員 中島みつのり
プラスチックは様々な製品や容器包装などに活用されており、私たちの生活にとけ込んでいます。
しかしこの便利なプラスチックがいま、世界規模で海洋汚染を引き起こしており、改善すべき喫緊の課題となっていること、ご存知でしょうか。
今年度、私が委員長職を務める、温暖化対策・環境創造・資源循環常任委員会でもこの事案を重く受け止め、行政と一緒に対策に着手しています。
市民意見を募集
背景としてあるのが、日本人1人あたりのプラスチック排出量が世界2位という現実です。市の調査によると、横浜市では、家庭から排出されたペットボトルの分別率は90%以上と高い水準で推移しているものの、プラスチック製容器包装に関しては60%台でとどまってしまっています。
市はこうした状況を踏まえ、本腰で対策に乗り出しています。それが今年度から2030年度までの期間内に市が取り組む具体的な行動を示した「プラスチック資源循環アクションプログラム」。素案を策定し、7月31日まで市民意見を募集しています。
3つの重点戦略
3つの重点戦略をこのプログラムは掲げています。1つ目が、レジ袋やストローなどプラスチック製品そのものの削減、使用する場合は、可能な限り長く使うことの推進、廃棄するときは、分別・リサイクルの徹底。2つ目が、港湾都市・横浜として、ポイ捨てや不法投棄による海洋流出の防止と散乱したプラスチックの回収。3つ目が、取り組みを促進するため、市民と事業者が協働できる仕組み作りなどを行う─としています。
プラスチックは焼却すると地球温暖化につながる温室効果ガスを多く排出し、海洋生物の生態系に悪影響を与えることも分かっています。
私は市民の皆様のお力をお借りしながら、この横浜から環境問題の改善に取り組みたい。持続可能な開発目標「SDGs(エス ディー ジー ズ)」とも連動する重要なものです。ぜひ、皆様の貴重なご意見をお寄せください。
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