県政レポート 危機管理重視の予算審議に 県議会議員・松田よしあき
神奈川県の令和2年度の予算案が発表されました。厳しい財政状況ですが、SDGs先進県としての施策の充実などを着実に図るため、一般会計は2年連続でプラスの、約1兆9千億円で編成されています。
共生社会の実現に注力
重点施策は、いくつもあります。その中で私は取り分け▽風水害対策の強化・地震災害対策の推進▽東京五輪成功に向けた取組▽未病改善への取組▽津久井やまゆり園を念頭に置いた「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念普及▽中小企業・小規模企業活性化の推進▽子育て支援の充実――を上げたいと思います。
風水害対策強化へ
県は昨年の台風15号や19号による大規模風水害を受け、「県水防災戦略」を策定。今後の出水期に向けて緊急的な対応が必要な箇所の1つ、境川などのかさ上げコンクリート工事や堤防整備工事を進めます。このほか、新規事業として市町村が行う風水害対策に特化した資機材整備などへも補助を行います。
超高齢社会を迎えたいま、知事が力を入れる未病改善も重要なテーマ。新規事業として医師などが県民に対し、運動や食事の生活指導を中心とした行動変容を促す「未病コンディショニングセンター(仮称)」機能の実証を実施。また、医療情報・介護情報を関係機関で共有する事業への補助もスタートします。
議会に新型コロナ委員会
現在、細心の注意が必要なのは新型コロナウイルスによる肺炎。議員団が呼びかけ、議会内に対策・調査を進める「特別委員会」が設置されます。県も相談専用ダイヤルを設けるなど、対策に着手していますが、私は県民の安全安心のため、行政にさらに対策強化を求めていきす。
|
<PR>
|
|
|
市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
|
|
|
<PR>