親子が自由に過ごせる「つどいの広場きらきら」が5月11日、大正小学校に開所した。地域のボランティアなどによる遊び場のうち、週3回以上開いていて、半日以上の時間自由に出入りできる広場は少なく、きらきらで3所目。
親子で遊んだり話したりする「遊び場・しゃべり場・ほっとタイム」は区内14ヵ所の地区センターや地域ケアプラザで週1回開かれているが、週3回以上で長時間過ごせる場所は区内に2ヵ所のみ。
きらきらは、0〜3歳くらいの子どもと親が集まり、親子で遊んだり、親同士が子育てについての情報交換をする「親子の居場所」。市が2002年度から行っている「親と子のつどいの広場事業」の一環で設置され、子育て支援団体「きらきらの会」が運営している。
同会の那須久代施設長は、「実家のようにくつろげる場所にしていきたい。一人で悩まず、気軽に来て何でも相談してほしい」。会員24人のうち、4、5人が常駐し見守る。今後は、子育て相談会や本の読み聞かせも開催していく予定。
きらきらは、大正小で現在使用していない校舎の2階の一室にあり、同じ校舎内の1階には市民図書室、2階にははまっ子ふれあいスクールがある。立地を生かして小学生とのふれあいも検討しているが、防犯対策のため校門を施錠しなければならず、入りやすさに難があるなど、現状では細かな課題もある。
市こども青少年局によると、「かがやけ横浜こども青少年プラン」の中で、つどいの広場や保育所・幼稚園の子育てひろばなどの親子の居場所を14年度末までに市内の各中学校区に1ヵ所ずつ、計150ヵ所設置することを目標にしている。うち、同事業のつどいの広場は、同年度末までに市内54ヵ所が目標。戸塚区内では、昨年度までに「ゆうゆうひろば」(矢部町)と「親と子の休憩室はあとハウス」(戸塚町)が設置された。
きらきらの利用は、毎週水・木・金曜の午前10時〜午後3時半。予約不要。登録料(年間)500円と、利用料(1回)100円が必要。詳細は、同所【携帯電話】080・2213・2585へ。
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