神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2012年3月15日 エリアトップへ

災害時の協力内容 明文化 区が指定管理10施設と協定締結 

公開:2012年3月15日

  • LINE
  • hatena

 戸塚区は2月29日、指定管理者制度が導入されている区内の公共施設10カ所と災害時の協力に関する協定を締結した。災害時における同施設の協力内容を明文化し、一時滞在施設としての活用など役割を拡充。職員の自動参集など迅速に対応することも取り決めた。

 締結したのは、戸塚地区センターなど区内の6地区センターと戸塚スポーツセンター、倉田コミュニティハウス、踊場公園こどもログハウス、戸塚柏桜荘。

 協定では、施設を避難者・帰宅困難者の一時滞在施設や市災害対策本部の活動拠点、遺体安置所、資機材保管場所として活用できるようにし、食料や飲料水などの備蓄をするよう取り決めた。市外の災害における避難場所としても活用できるようにした。

 施設職員の対応についても明文化。震度5強以上の地震が発生した際に職員がただちに施設に集合、施設の点検などを行った上で区に協力の可否を連絡することを盛り込んだ。職員が積極的に市民や町内会などの自主防災組織などと連携し、防災訓練などに参加するよう努めることも決めた。

 協定締結を担当した戸塚区地域振興課の金森裕一係長は、「施設職員の自動参集が協定内容に盛り込まれるのは市内で初めて。食料などの備蓄を決めたことで災害時の一時休憩所として活用できるようになったことも意義深い」。協定を結んだ戸塚スポーツセンターの矢部寛和所長は「協定を基にして、有事には臨機応変に対応していきたい」と話している。協定の有効期間は指定管理者の指定期間である4月1日から2016年3月31日まで。

 市内の指定管理者の業務全般は現在、市との基本協定により取り決められ、災害時の対応も盛り込まれているが、災害の内容や対応に関する記述は抽象的で、具体的には明文化されていない。協定の内容は区のホームページで見られる。
 

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

心込めた一杯で難民支援

泉区のラーメン店

心込めた一杯で難民支援

「雪ぐに」店主・柴田さん

5月2日

市、新公園で民間と連携

戸塚区名瀬町

市、新公園で民間と連携

事業者らと対話へ

5月2日

硬式野球全国大会で金

戸塚中・河内さん

硬式野球全国大会で金

中本牧リトルシニア所属

4月25日

地球温暖化「考えて」

地球温暖化「考えて」

泉区が冊子を作成

4月25日

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook