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戸塚区版 公開:2015年2月5日 エリアトップへ

災害ボラセン 被災想定し、運営訓練 今後継続、スキルアップへ

社会

公開:2015年2月5日

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コーディネーター役(右)が拠点から寄せられたニーズについて説明
コーディネーター役(右)が拠点から寄せられたニーズについて説明

 地震等の災害により被災し、災害ボランティアセンターが立ち上がったことを想定したシミュレーション訓練が1月31日、戸塚区福祉保健活動拠点フレンズ戸塚で実施された。各地から集まるボランティアの受け入れやニーズの伝達・マッチング、活動報告まで一連の流れを実践し、確認した。

 災害ボランティアセンターは、災害の状況により、フレンズ戸塚、または区が協定を結んでいる明治学院大学横浜キャンパスに設置される。今回は、戸塚区社会福祉協議会主催のもと、とつか災害救援活動ネットワーク、区役所、警察署も訓練に参加した。

 訓練は、元禄型関東大地震(震度6強)の発生から3日後に同センターを立ち上げたという想定で実施された。参加者はボランティア役とセンターのコーディネーター役の両方を順に体験した。

 センターを訪れたボランティアには、まず身分や保険の加入の有無などを確認し、登録を行う。その後、センター内に掲示されている「車いす利用者の介助」や「レトルト食品数百人分の調理」といった各地域防災拠点のニーズの中で協力できるものに、ボランティアが名前等を書いた付箋を貼っていく。必要人数に達したものからコーディネーターが同防災拠点への道順を伝え、出発する。活動終了後はセンターに戻り、報告するという流れ。

 訓練を振り返り、参加者からは、「ボランティアの受付時に身分を確認できない場合はどうするのか」「土地勘のない人にうまく道順を伝えられるか」といった疑問があがった。また、地域防災拠点からのニーズを受け、ボランティアに伝えるまでに情報の一部が変わってしまった事例もあった。「復唱して確認することが大切。分かりづらい言葉は『あさひのあ』など、通話表を用いると良いのでは」といった意見も出た。主催者は「訓練の重要性、情報伝達の難しさを感じた」と話し、訓練の継続やマニュアルの見直しなどを行うことで、センター運営のスキルアップにつなげる。

 区社協では、センター運営に携わる「とつか災害救援活動ネットワーク」の活動会員を募集している。詳細、問い合わせは区社協【電話】045・866・8434へ。
 

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