戸塚区はこのほど、これまでに職員が撮影した区内の風景写真など約200点を、誰でも自由に活用できるオープンデータ「とつかフォトコレクション」として、区のウェブサイトに公開した。閲覧するだけでなく、団体の活動紹介や企業のPRといった広報物などにも利用してもらうことで、戸塚の魅力を広める狙いがある。
オープンデータとは、行政が保有する公共データを二次利用できる形で開放し、それらのデータを企業や団体が編集・加工することで、街づくりやビジネスに生かしていく取組み。横浜市では全庁的にオープンデータの推進に取り組んでおり、とつかフォトコレクションの公開はこの一環。
戸塚区では、これまでに所有する1983年から現在までの写真1万496点をデジタル化しており、今回はこれらの画像データの著作権等を確認した一部をオープンデータ化した。
公開された画像データは、区の広報物への使用目的等で職員が撮影した約200点。旧東海道等の史跡や戸塚駅・東戸塚駅周辺、祭りやイベント風景、区内各地から見える富士山など、「自然・風景」「歴史」「まちなみ・文化」などのカテゴリに分けて紹介されている。地図情報から撮影場所を紹介するページもある。L判写真プリントに適した解像度でデジタル化されているが、高解像度の仕様を希望する相談も受け付けるという。
区では年度内に約100点を追加し、新たに撮影する画像データを順次公開するとしている。
区担当者は「カットや色のトーン変更などの二次加工も自由です。チラシや冊子にと、どんどん使っていただくことで戸塚区の魅力が多くの人に伝われば」と話している。
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