戸塚区区民栄誉賞受賞者がこのほど決定し、5日の戸塚区賀詞交換会で表彰式が行われた。受賞者は、硬式テニスの松田絵理香さん(横浜市立東品濃小学校6年)と水泳の小石昌矢くん(横浜市立平戸小学校6年)の2人。ともに、スポーツ分野において全国の舞台で輝かしい結果を残したことが評価された。
戸塚区区民栄誉賞はスポーツ・芸術・文化等の分野で顕著な功績があり、区民に希望を与えた人などの栄誉をたたえるため、7年前に創設された。戸塚区内に在住している、又は在住していたことを基本とし、各分野で日本一以上となったこと、世界的レベルの大会に出場したこと、それらに相当する賞を受賞した人などが対象となる。戸塚区区民栄誉賞選考委員会の推薦に基づいて、戸塚区長が受賞者を決定する。
松田さんは、昨年行われた全国選抜ジュニアテニス選手権大会12歳以下女子優勝、第33回第一生命全国小学生テニス選手権大会女子シングルス優勝、全日本ジュニアテニス選手権'15の12歳以下女子シングルス優勝などの成績を残した。また、小石くんは昨年の障がい者スポーツ大会、IPC公認2015ジャパンパラ水泳競技大会100m平泳ぎで金賞、50mバタフライで銅賞を獲得した。
表彰式は戸塚区賀詞交換会の中で行われ、戸塚区の田雑由紀乃区長が賞状を手渡した。松田絵理香さんは当日大会に参加しており、代理として父の英司さんが賞状を受け取った。
英司さんは絵理香さんのメッセージを代読。そこには、「プロにならなくてはいけない。近所の方々や先生、コーチ、みなに感謝してこれからも努力していきたい」との決意が示されていた。小石くんは「受賞できたことはとても嬉しい、自分にとって泳ぐことは生きがい。このような賞を受賞できたことは水泳をやるうえで自信になる」と喜びを表現した。田雑区長は「素直に嬉しい、特にスポーツの分野での若い世代の受賞。幅広い世代にも頑張って欲しい」と若きアスリートにエールを送った。
過去の同賞受賞者は、2008年開催の北京オリンピックにサッカー女子日本代表の一員として出場し4位入賞した近賀ゆかりさん、2012年ロンドンオリンピックの男子200m背泳ぎで6位入賞した渡邊一樹さんら8人がいる。
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