県政報告【14】 花粉症対策、北井提案で環境指標化 環境農政常任委員会で質疑応答神奈川県議会議員 北井宏昭
花粉症で約3割の県民が困っている中、これまでも取り組んできた花粉症対策について、環境農政常任委員会で質疑しました。
昨年9月の同委員会で、神奈川県環境基本計画骨子案におけるスギ・ヒノキの花粉量を、新たに「環境指標」に盛り込むよう提案し、それが実現することになりました。昨年9月の同委員会で得た答弁「県の花粉発生源対策の成果を、県民に対し”見える化”を検討する」の具現化です。天気予報の際の「花粉の多い・少ない」ではなく、実質的な花粉量の数値化なのです。
私の提案を受け、県では、発生源であるスギ林における植え替えや、混交林化のための伐採により削減された雄花の総数を示すことを検討しています。
県では、毎年1月から4月までの花粉飛散量の結果を5月に公表していますので、その時期に合わせ、まずは、昨年度までの花粉発生源対策全体の実績と併せ、削減された雄花の総数を公表する方向です。
また、今年度以降の単年度毎の取組み成果については、実績のとりまとめが終わる夏頃には公表が可能です。しかし、この頃にはすでに花粉の飛散が終わり、県民の関心が薄れてくる時期です。公表時期については、花粉の発生源予測を発表する年末、あるいは飛散量の測定結果がそろう5月頃を含め、どの時期に示すことがより効果的かをよく検討した上、次年度以降に公表していくとのことです。
引き続き重点施策化を要望
いずれにしても県行政の事業を県民に対しわかりやすく”見える化”させることはとても意義のあることと考えます。花粉症対策は県民の暮らしにとって重要な課題の一つです。ぜひ県の重点施策に特化させ、引き続き取組みを強化するよう要望しました。
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