2019年度の戸塚区の自主企画事業予算案が発表された。区制80周年に合わせて多様なイベントを実施し、区の魅力発信を積極的に進めていく。一方で災害対策に新規事業を充てるなど防災に一層力を入れる方針だ。
今年度の自主企画事業費は、1億463万3千円計上されており、取り組む事業を大きく5項目に分けている=表参照。
区が18年度に続き注力するのは、4月から本番を迎える区制80周年関連事業。新規に行うのが、区内の魅力スポットを巡るスタンプラリーだ。同時にインスタグラムを活用して区民から気に入っている場所の写真掲載も募る。また5月には凧揚げ大会、8月はこどもフェスタを実施し、11月の区民まつりでファイナルを迎える。
防災対策も注力
防災対策も重要視している。新たに取り組むのが防災活動や訓練内容の充実を図るため、地域防災拠点運営委員会や自治会などに「地域防災アドバイザー」(仮称)を派遣する事業。またすべての同拠点に拠点である旨を表示する看板も新設するという。
区民意識調査を拡充
このほかの新規事業としては横浜薬科大の協力を得て、大学生を対象にした薬物乱用防止啓発、高齢者見守りネットワーク事業の65歳から74歳までを対象とする「訪問等意向調査」、旧東海道案内サインの再整備、区民意識調査をこれまでの3千人から8千人に対象者を拡充する事業などがあげられている。
区担当者は「周年の節目にあたる年。戸塚により愛着を感じてもらえるような施策を取っていきたい。同時に区内に多い崖地や柏尾川の水害などの自然災害発生を視野に入れた対策を的確に取っていく。こうしたことを踏まえた予算案になっている」としている。
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