会長に聞く！わがまち自慢 「新旧の人が融合する街」 第９回
柏尾町と上柏尾町の世帯からなる連合として今年30周年を迎えた。東海道沿いで名所旧跡が多く、江戸時代は現在の不動坂付近が大山詣の起点として栄えた。鎌倉ハム発祥の地としても知られる。昭和50年代から宅地開発で多くの自治会ができ高い加入率で運営される。「新旧の人達がうまく融合できている街です」
年間を通じて行事が多く、沢山の人が参加する。柏尾町内会で昭和50年頃から始まった元旦マラソン大会は連合の行事にもなった名物企画。例年千人近くが参加するレクリエーション大会は、今年コロナ禍で中止になったが、それに替わる行事として柏尾小と舞岡公園を往復するウォーキングイベントを開催。「行事は一度止めてしまうと再立ち上げは難しい。形を変えても続けられたら」と工夫を凝らし地域の結束を深めている。
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生まれも育ちも柏尾町。大手文具メーカーに勤め、20代から町内会に携わってきた。柏尾町内会長として10年、連合の長として４年目。「親や先輩方の背中を見て、仲間と泣いたり笑ったりしながら活動してきた。地域の伝統を新たな世代に伝えていけたら」
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