皆様の声をカタチに! 市政報告 空き家問題、条例で改善を! 横浜市会議員 中島みつのり
空き家問題は全国、ここ戸塚区を含む横浜市でも早急に対処すべき喫緊の課題です。地域住民の方からも「防犯、防災、景観の観点からも不安。何とかしてほしい」とのご相談を数多く受けてきました。
持ち主への指導強化
こうしたことから私は、9月の市会定例会一般質問で空き家の適正管理を目的とする条例制定を要望。市からは「空き家の所有者による自主的な改善を促したり、所有者不明の場合に市が応急対応できたりすることなどを盛り込んだ条例を、20年度中に制定する」との答弁を得ました。このほか、市が2019年2月に策定した「第2期横浜市空家等対策計画」に沿って、空き家の持ち主に対する指導の強化を求めました。さらに大型台風などで建物が損壊し、周辺に及ぼす危険への対策も講じるべきとただしました。市からはいずれも賛同を得ることができました。
視察で見識深める
そもそも私がこの問題に本格的に取り組み始めたのは6年前の14年1月。ある研究会の研修会に参加したことがきっかけ。防災・防犯・生活環境保全の観点から地域住民にとって深刻な問題と認識したからです。その後も愛媛県松山市や北海道小樽市などの先進的な多くの取組みを視察、見識を深めてきました。それが役立ち、17年には平戸町に20年近く前から放置されていた住宅を関係者と調整の上、整地にすることができました。
今後も具体的対策を
少子高齢化が著しく進行する現在、住民の皆様から、行政への空き家対策を求める声はこれからも増え続けてくると思います。具体的に手を打たなければいけないという危機感を持つことがさらに必要です。
私はそうした認識から、具体的な提案を行政に続け、区役所に相談窓口が設置されています。今後大切なことは、空き家をうまく再活用し、地域の活性化に役立てることです。横浜らしい課題解決を知恵をしぼりながら、強力に推進して行きます。
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