区内ミニバスケットボールチーム「川上北ブルーデビルス」の女子が先月行われた県大会で接戦を制し、優勝の座をつかんだ。一方で出場予定だった12月26日からの関東大会はコロナ禍で中止に。監督である三橋雅彦ヘッドコーチは「残念だが仕方がない」と話す。
同チームは川上北、名瀬、東品濃各小学校で練習に励むミニバスチームで、区内を中心に小学生の男女38人が所属。過去に全国大会で優勝を果たすなど、”ミニバス発祥の地”ともいわれる戸塚区内でも指折りの強豪チームだ。
県大会は県バスケットボール協会が主催。地区予選を経て11月3日から県の秋季大会兼、関東大会の予選として行われた。
川上北は初戦を快勝。2回戦では強豪の明治ミニバスケットボールスポーツ少年団(藤沢市)を相手に最大13点差をつけられるなど厳しい局面を迎えたが、終了間際で逆転勝利。続く3回戦でも順当に勝ち上がり、迎えた決勝戦。相手は優勝候補の東希望が丘ミニバスケットボール部(旭区)だった。
粘り強さが持ち味
試合は序盤を先制したものの中盤で逆転を許してしまう。エースでキャプテンの古山結さん(11)は「向こうは身長が高くて力強かった」と話し、10点差をつけられるなど苦しい状況で、三橋ヘッドコーチは「だれもが負けると思っていた」。しかしチーム特色の「粘り強さ」で最後まで諦めずにボールを追いかけ、終盤に逆転。見事優勝の座をつかんだ。
古山さんは「とてもうれしかった。みんなの支えでここまで来られた」と話す。三橋ヘッドコーチは「自分たちで考えられるチームで、コミュニケーション能力が高い」と評価。関東は中止となったが、来年の全国大会県予選に向けて練習に励んでいくとしている。
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