横浜市交通局は先月24日、これまで公共交通機関の空白地だった新井中学校の周辺ルートにおいて市営バスを運行すると発表した。
これは、既に218系統のバス運行が行われている望洋台地区(保土ケ谷区上菅田町)と、福寿荘(旭区白根2丁目)の中間に位置する『興和台地区』(川島町)に小型バス(写真右)を走らせようというもの。
実現に向けては、以前から地元住民から強い要望が寄せられており、複数回の協議の結果、この218系統の一部を延伸することで決着。実施の運びとなった。
従来線と交互運行
3月7日(月)から乗降車が可能になる新路線については、従来のルートを走る便と交互に運行される予定。具体的には、これまで1日45便(土曜・休日は44便)が運行されてきた「望洋台地区→西谷駅→福寿荘」ルートを運行するバスのうち、20便が西谷駅から「興和台地区」に向かう路線になる(土曜・休日は21便)。
保土ケ谷区内では、新井中学校前などに新たなバス停も誕生するなど、区民の利便性が向上することから地元は歓迎ムード一色の様相。「新路線の運行エリアは丘陵地区のため、これまで坂の往復が本当に大変だった。これからは買物など外出の際の足として頻繁に利用していきたい」といった声が多く聞かれ、住民からの期待が高まっている。
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