相模鉄道株式会社は、今夏開催した絵画展の応募作品を東北鉄道協会(澤田長二郎会長)に寄贈した。東北に元気を届けようと、笑顔や東北ローカル線などをテーマに作品を募集した絵画展には、幼児から中学生まで1167点の応募が集まった。11月17日に津軽鉄道・津軽五所川原駅(青森県)で行われた寄贈式では、代表として保土ケ谷中3年の齊藤美樹さんの作品が澤田会長に手渡された。
齊藤さんの作品は、津軽鉄道のストーブ列車を題材にしたもの。明るいイメージになるよう、実物よりもオレンジや黄色を多く使ったという。澤田会長が津軽鉄道の社長でもあったことから、同社の鉄道をモチーフにした齊藤さんの作品が寄贈式の主役を飾ることとなった。
美術部で絵画展のことを知った齊藤さんは「大きな地震があり、自分にもできることはないかと思っていた。絵を描くことで笑顔になってくれる人がいるなら」と応募を決意。寄贈の知らせに「東北まで届けられたと聞き、驚いた。地震で大変な思いをしている人に、絵を見て何かを感じてもらえたら嬉しい」と話していた。その他の応募作も全て同協会に寄贈され、駅などに飾られるという。
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