上菅田で復興支援市 岩手のカキなど販売
上菅田町で11月17日、東日本大震災の被災地・岩手県山田町を支援するイベントが開催された。
この催しは、上菅田自治会(松野正敬会長)が主催したもの。上菅田町在住で、山田町出身の石崎久仁王さんらが中心となって準備を進めてきた。
山田町は漁師町として有名で、カキやホタテ、アワビなどの養殖漁業が盛んな地域。震災でこれらの漁場が大きな損害を被ったため、石崎さんらの所属する「三陸やまだ漁協を応援する会」が復興支援に取り組んでいる。
同会ではこれまでにも保土ケ谷の区民まつりで特産品のブースを出店するなどしてきたが、この特産市が好評だったため、今回の企画が実現した。
当日は、上菅田自治会館前で岩手産のカキやホタテのバーベキュー、焼きそばなどを販売。あいにくの雨天となったものの、近隣住民ら約130人が来場し、焼きたての東北の味を楽しんだ。また会場では、募金の呼びかけのほか、カキの養殖を支援する「復興カキオーナー」の協力呼びかけなどを行った。
石崎さんは「漁業の町だから、まずは漁師さんに元気になってもらいたいと思い取り組んでいる。(イベントでは)多くの方が募金にも協力してくださって、胸が熱くなった」と話していた。
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